35.人を迎える心の姿勢

 よくJCは例会や記念式典や大会に人を迎えるが、残念ながら、簡単に人を呼びすぎる。

 ”高田好胤さんをお呼びしたい”というので、高田先輩にJCのOBということで、御無理を願ってLOMの例会に講演を願い、そして形式的に誰かサクラ質問者のような人が二・三の質問をしてお帰り願うということは、全くナンセンスである。これはJCという若者たちのやる方法ではない。

 若者であればこそ、高田好胤さんの書かれた「心」「情」「愛」を全会員が一ヶ月の間に先に読んでおき、その読んだ後で「心」の中で申されている「六波羅蜜」について、もう少しお話を伺いたいとか、「情」の中にあります、あのことについて私は、こう考えますというように、講師が主張されていることや講師に対する事前の研究、勉強をしておいてから、御出掛け願って例会の二時間を十分討議出来るようにすべきである。それ位の人を迎える心の姿勢が若ものであればあるほど必要と思われる

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