22.酒の量が友情の深さでない

 もっとも必要なことは自分自身を本気になって啓発することであり、われわれにはあまりにも自己開発が欠けている。

 自分が受ける苦労を苦しんでのりこえるところに真の楽しみがある。

 われわれに必要なことは「いつめざめるか」ということである。それはJCのなかでめざめるべきである。

 真に人の上に立って行動しようとするためには、まず本気になって自己を訓練することである。

 酒を飲む量が友情の深さにはならない。真の友情の深さとは友人の間の心と心のオープン度である。

 自分の持っている今後のJCに参加できる年を考えてもらいたい。5年、10年、15年といろいろの人がいるが、必要なことはその中で自分が何をすべきかという目標意識をもつと同時に、1年間にどれだけの金と時間を使い、そのもとをどこでとるかということも考える必要がある。そのもとは、顕在的なものでなく潜在意識を開発して、人間的成長を求めつづけることであろう。

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