29.エリート意識

 エリートとはその人の持つ意識の高さの問題であって、身のまわりにつけているものの程度ではない。名刺の肩書きがその人の価値の程度を決めるのが今までの意識であった。われわれはものの考え方と意識の高さという点ですばらしいエリートであるべきである。

 意識が高くても事業計画に関心をもたない人、また行動力のない人、幼稚な運動をしているから関心がないという人は、全くどうしようもない。

 今までその人の意識の程度よりもその人の身のまわりについているもの(肩書き、仕事、資産など)で会員の資格を決めていた。これではボランタリーな運動の意味がない。その人の信条と哲学、つまり考え方があればよいのである。自分の考え方がJCの思想と合ったときに入会すればよいのである。

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