26.参加姿勢 −義務から権利へ−
どんな会員でも一人一票の権利を持っている。しばしばこの権利を持っていることを忘れてしまっている会員がいる。
会員はJCに出席する権利があり、プログラムに参加して運動をすすめる権利があり、決して義務で行うものではない。この権利を忘れるととんでもない誤解が生ずる。つまりJCにでてこなければならないという意識で引張るからアテンダンス制などというナンセンスなものがでてくる。
JCの会費が高いとか安いとかいう論議があるが、こんなに人と人とを自由に積極的に国際的にまで合わせてくれる団体があろうか。
ミリンダ王の三恵の教えというものがある。それは聞慧、つまり知恵を働かせて聞くこと。思慧、知恵を働かせて考えること、修慧、つまり知恵を働かせて修うことで、これを積み重ねることによって人間は成長するというのである。われわれは知恵を働かせないと、JC運動は意味がなくなってしまうのである。
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